2006.03.10 金曜日 13:17
札幌を代表する新スイーツは「さっぽろ・いちごタルト」に決定
グランプリは、札幌プリンスホテル・佐藤康彦製菓調理長の力作。
「札幌をスイーツの街にしよう!」――昨年11月、札幌市、札幌商工会議所、札幌観光協会、札幌市洋菓子協会の4団体は、「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」を設立、スイーツを札幌の新たなブランドとする目的で「さっぽろスイーツ2006コンペティション」を開催した。
このコンペティションは、昨年11月15日から今年1月31日までの期間、新スイーツの作品を募集。パティシエから78作品の応募があり、赤平輝男北海道洋菓子協会会長を審査委員長とする9人の審査員が2月15日に写真と書類による1次審査を行い、作品を25点に絞り込んだ。
続く2月27日、味覚を重視した2次審査を実施。審査員は先入観を排する目的から、製作者名と所属店名を伏せ、作品番号だけで審査を行った。
こうした経緯で厳選された「さっぽろスイーツ2006コンペティション」は、8日午前11時から札幌ロイヤルホテル「クリスタルホール」で、受賞作品の発表と表彰式を行った。
グランプリに輝いたのは、札幌プリンスホテルの佐藤康彦製菓調理長が考案した「さっぽろ・いちごタルト」。
赤平輝男審査委員長は審査講評で「グランプリの決め手は、『ギモーブ』というマシュマロクリームのふわふわ感。いちごをはじめ、道産食材を使用していること、デザインも可愛く、売れそうだと思った」と絶賛した。
料理研究家の出納昭子審査員は、「さっぽろ・いちごタルト」を次のように“採点”した
「札幌をスイーツの街にしよう!」――昨年11月、札幌市、札幌商工会議所、札幌観光協会、札幌市洋菓子協会の4団体は、「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」を設立、スイーツを札幌の新たなブランドとする目的で「さっぽろスイーツ2006コンペティション」を開催した。
このコンペティションは、昨年11月15日から今年1月31日までの期間、新スイーツの作品を募集。パティシエから78作品の応募があり、赤平輝男北海道洋菓子協会会長を審査委員長とする9人の審査員が2月15日に写真と書類による1次審査を行い、作品を25点に絞り込んだ。
続く2月27日、味覚を重視した2次審査を実施。審査員は先入観を排する目的から、製作者名と所属店名を伏せ、作品番号だけで審査を行った。
こうした経緯で厳選された「さっぽろスイーツ2006コンペティション」は、8日午前11時から札幌ロイヤルホテル「クリスタルホール」で、受賞作品の発表と表彰式を行った。
グランプリに輝いたのは、札幌プリンスホテルの佐藤康彦製菓調理長が考案した「さっぽろ・いちごタルト」。
赤平輝男審査委員長は審査講評で「グランプリの決め手は、『ギモーブ』というマシュマロクリームのふわふわ感。いちごをはじめ、道産食材を使用していること、デザインも可愛く、売れそうだと思った」と絶賛した。
料理研究家の出納昭子審査員は、「さっぽろ・いちごタルト」を次のように“採点”した
「ケーキの上にある白いクリームは、ギモーブにすることで時間が経っても形が崩れにくくなっている。生クリームのみでつくらず、脱脂粉乳を合わせて使うことで、カロリーが抑えられ、味もくどくない。ケーキの下のタルト部分は少し固めだが、これは卵を使っていないから。小麦も使わずにコーンパウダーを代用している。小麦と卵を使わずに、ここまでつくるのには随分研究されたと思う。デザインは、いちごをふんだんに使って白いクリームから赤いいちごを覗かせた。『SAPPORO』と書かれたチョコプレートは、お子様ランチの旗のようでかわいらしい。お子さんにも喜ばれるデザインになっている」
グランプリを獲得した佐藤さんに感想を求めると、「今回のテーマは、1人でも多くの人に食べてもらえること。昨年暮れから考え始めた。小麦と卵は使わずにつくると、最初から決めていました。札幌プリンスホテルで勤務している時も、アレルギーで食べれない方がいるので、誰にでも親しまれるケーキをつくりました。札幌を代表するスイーツということで、『SAPPORO』という文字を入れました」と説明してくれた。
グランプリ作品のレシピは、「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」の入会者で参加申し込みをした札幌やその近郊の洋菓子店に公開する。その上で各店は「さっぽろ・いちごタルト」に工夫を凝らし、商品化することができる。
ただし販売に際しては、「上部にギモーブの手法を用いた白いクリームを使うこと」「必ず道産いちごを利用すること」「土台はタルトなど丸型に焼いた菓子を使うこと」「『さっぽろスイーツ2006』『さっぽろスイーツ』『SAPPORO』」のいずれかのチョコプレートを上部に付けること」の4つを守らなければならない。
この4点以外の原料、価格などは各店が自由に設定できる。札幌の新しいスイーツは、「さっぽろスイーツ『さっぽろ・いちごタルト』の名前で、4月1日から一斉発売する。
問い合わせは「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」(011-232-5577)まで。
グランプリを獲得した佐藤さんに感想を求めると、「今回のテーマは、1人でも多くの人に食べてもらえること。昨年暮れから考え始めた。小麦と卵は使わずにつくると、最初から決めていました。札幌プリンスホテルで勤務している時も、アレルギーで食べれない方がいるので、誰にでも親しまれるケーキをつくりました。札幌を代表するスイーツということで、『SAPPORO』という文字を入れました」と説明してくれた。
グランプリ作品のレシピは、「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」の入会者で参加申し込みをした札幌やその近郊の洋菓子店に公開する。その上で各店は「さっぽろ・いちごタルト」に工夫を凝らし、商品化することができる。
ただし販売に際しては、「上部にギモーブの手法を用いた白いクリームを使うこと」「必ず道産いちごを利用すること」「土台はタルトなど丸型に焼いた菓子を使うこと」「『さっぽろスイーツ2006』『さっぽろスイーツ』『SAPPORO』」のいずれかのチョコプレートを上部に付けること」の4つを守らなければならない。
この4点以外の原料、価格などは各店が自由に設定できる。札幌の新しいスイーツは、「さっぽろスイーツ『さっぽろ・いちごタルト』の名前で、4月1日から一斉発売する。
問い合わせは「スイーツ王国さっぽろ推進協議会」(011-232-5577)まで。