2006.03.03 金曜日 14:13
「ニンテンドーDS Lite」発売。各地で行列ができあがる
「ニンテンドーDS Lite」発売。各地で行列ができあがる
任天堂、3月中に45万台以上を出荷予定
3月2日 発売
価格:16,800円
ヨドバシカメラ マルチメディア梅田の店頭に掲示された早朝販売についてのお知らせ
任天堂株式会社は3月2日、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の上位バージョンとなる新機種「ニンテンドーDS Lite」を発売した。発売前から品薄が噂されていただけでなく、カラーバリエーションのアイスブルーとエナメルネイビーが発売直前になって11日に延期したこともあり、各店舗に問い合わせが寄せられ、各地で行列ができあがった。
同社は3月1日のリリースにおいて、3月の出荷台数を公表した。これによれば、「ニンテンドーDS Lite」の出荷台数が45万台、従来の「ニンテンドーDS」は20万台の出荷を予定しているという。両モデルは併売されるため、3月だけで65万台の出荷が予定されていることになる。リリースにおいて同社は「予想を遙かに超える需要で、現在の出荷台数でも、お客様のご要望にお応えしきれないと認識しており、引き続き1台でも多くお届けできるよう鋭意取り組んでおります」としている。
さらに、ニンテンドーDSの対応ソフトはROMカードとなっているが、こちらもセールスが好調であることから一部ソフトの発売を延期している。発売が見合わせられたのは「漢字そのまま DS楽引辞典」、「旅の指さし会話帳DS」のTouch! Generationsの各ソフト。「漢字そのまま DS楽引辞典」が3月30日から4月13日へ、「旅の指さし会話帳DS」はタイ・中国・韓国が4月20日に、アメリカ・ドイツがそれぞれ4月27日となる。
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■ 秋葉原では2店舗に集中し、前夜から行列
秋葉原のゲーム販売店が軒を連ねる一角だが、予約販売のみの店舗や販売を見合わせる店舗でひっそりしている
秋葉原では、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaとラオックス ASOBITCITY (アソビットゲームシティ) などにおいて当日販売が行なわれた。前述の通り出荷台数が安定していないことと、カラーバリエーションの発売延期を理由にソフマップでは予約販売のみに限定したほか、メッセサンオーや石丸電気、ヤマギワソフト館などでは当日発売を見合わせている。さらに同じラオックスでもASOBITCITY (アソビットホビーシティ) では当日販売を見合わせている。
行列は、雨にもかかわらず発売前日となる3月1日の深夜からできはじめた。早朝、始発電車が動き始めた頃から、行列はさらに長く伸び始めた。ASOBITCITY (アソビットゲームシティ) では5時20分頃に50人弱といったところ。一方、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは5時30分頃に230名程度。そこからもどんどんと行列は伸びていき、7時25分頃から整列が開始され、8時10分過ぎでついに予定数に達し完売となった。
平日ということもあり、行列に並んでいるのはほとんどが子供ではなく大人。両店とも開店時間を通常通りと設定していたため、並んで購入すると最悪の場合は午前半休となる。このため休むことのできない人はなかなか並んでまで購入することができなかったはずだ。それでも幅広い年齢層の人が行列を作り、発売をいまや遅しと待ちかまえていた。
販売数は正確にはわからないが、ヨドバシカメラで400~500台といったところ。8時過ぎに台数を確定させるための割込防止券を配布し始め8時10分過ぎには完売。これを受けて開店時間を繰り上げ販売を開始した。ラオックス ASOBITCITYでも販売数量が規定数に達し、販売開始時間を早めて対応。完売した。
このほかではメディアランドやラムタラで当日販売が行なわれ、こちらは通常通りの営業時間ということで、10時前後でもまだ行列ができあがっていた。次回入荷は各店舗とも未定としているが、アイスブルーとエナメルネイビーが発売となる11日が大きな山となるだろう。なるべく早い時期に潤沢に商品が店頭に列ぶことを望みたい。
任天堂、3月中に45万台以上を出荷予定
3月2日 発売
価格:16,800円
ヨドバシカメラ マルチメディア梅田の店頭に掲示された早朝販売についてのお知らせ
任天堂株式会社は3月2日、携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の上位バージョンとなる新機種「ニンテンドーDS Lite」を発売した。発売前から品薄が噂されていただけでなく、カラーバリエーションのアイスブルーとエナメルネイビーが発売直前になって11日に延期したこともあり、各店舗に問い合わせが寄せられ、各地で行列ができあがった。
同社は3月1日のリリースにおいて、3月の出荷台数を公表した。これによれば、「ニンテンドーDS Lite」の出荷台数が45万台、従来の「ニンテンドーDS」は20万台の出荷を予定しているという。両モデルは併売されるため、3月だけで65万台の出荷が予定されていることになる。リリースにおいて同社は「予想を遙かに超える需要で、現在の出荷台数でも、お客様のご要望にお応えしきれないと認識しており、引き続き1台でも多くお届けできるよう鋭意取り組んでおります」としている。
さらに、ニンテンドーDSの対応ソフトはROMカードとなっているが、こちらもセールスが好調であることから一部ソフトの発売を延期している。発売が見合わせられたのは「漢字そのまま DS楽引辞典」、「旅の指さし会話帳DS」のTouch! Generationsの各ソフト。「漢字そのまま DS楽引辞典」が3月30日から4月13日へ、「旅の指さし会話帳DS」はタイ・中国・韓国が4月20日に、アメリカ・ドイツがそれぞれ4月27日となる。
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■ 秋葉原では2店舗に集中し、前夜から行列
秋葉原のゲーム販売店が軒を連ねる一角だが、予約販売のみの店舗や販売を見合わせる店舗でひっそりしている
秋葉原では、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaとラオックス ASOBITCITY (アソビットゲームシティ) などにおいて当日販売が行なわれた。前述の通り出荷台数が安定していないことと、カラーバリエーションの発売延期を理由にソフマップでは予約販売のみに限定したほか、メッセサンオーや石丸電気、ヤマギワソフト館などでは当日発売を見合わせている。さらに同じラオックスでもASOBITCITY (アソビットホビーシティ) では当日販売を見合わせている。
行列は、雨にもかかわらず発売前日となる3月1日の深夜からできはじめた。早朝、始発電車が動き始めた頃から、行列はさらに長く伸び始めた。ASOBITCITY (アソビットゲームシティ) では5時20分頃に50人弱といったところ。一方、ヨドバシカメラ マルチメディアAkibaでは5時30分頃に230名程度。そこからもどんどんと行列は伸びていき、7時25分頃から整列が開始され、8時10分過ぎでついに予定数に達し完売となった。
平日ということもあり、行列に並んでいるのはほとんどが子供ではなく大人。両店とも開店時間を通常通りと設定していたため、並んで購入すると最悪の場合は午前半休となる。このため休むことのできない人はなかなか並んでまで購入することができなかったはずだ。それでも幅広い年齢層の人が行列を作り、発売をいまや遅しと待ちかまえていた。
販売数は正確にはわからないが、ヨドバシカメラで400~500台といったところ。8時過ぎに台数を確定させるための割込防止券を配布し始め8時10分過ぎには完売。これを受けて開店時間を繰り上げ販売を開始した。ラオックス ASOBITCITYでも販売数量が規定数に達し、販売開始時間を早めて対応。完売した。
このほかではメディアランドやラムタラで当日販売が行なわれ、こちらは通常通りの営業時間ということで、10時前後でもまだ行列ができあがっていた。次回入荷は各店舗とも未定としているが、アイスブルーとエナメルネイビーが発売となる11日が大きな山となるだろう。なるべく早い時期に潤沢に商品が店頭に列ぶことを望みたい。